1937年、「日本学校劇連盟」が設立されました。
太平洋戦争中の休止期間を経て、1949年再建。
1959年に「日本演劇教育連盟」と改称。
以来60年、発足当初より80年の長きにわたり演劇教育の研究・
2019年、6月に「一般社団法人日本演劇教育連盟」と改組し幅広く演劇教育の研究・実践を進めていくこととしました。
演教連は、演劇の創造と鑑賞をとおして、あるいはまた、演劇的な発想や方法を教育の場に生かし、授業や学級の活動、集会や行事などの活動を活性化させることをとおして、子どもの発達と人間性の形成をめざす教育研究団体です。
劇を中心に、さまざまな身体表現・音声表現の活動を、教育全体を貫く大きなテーマにしたいと願う人たちによってつくられていますが、現在は学校の教員のほかに、保育者、児童館・学童クラブの指導者、研究者、演劇専門家、学生、演劇鑑賞団体の会員、地域演劇サークルのメンバー、公立文化施設の職員など、子どもと文化と演劇に関心のある多様な立場の人たちによって構成されています。
それは、子どもの表現活動(劇をはじめ、声とことば・からだによる)を活発にし、表現とコミュニケーション、そこから生まれる感動の共有を創り出すことが、今日では学校教育にとどまらず地域社会においても、切実に求め
そこで、劇づくりや演劇鑑賞の場、教員あるいは指導するおとな自身の表現力を磨く機会を設けて、それの具体的な展開を図っています。
【活動の指標】
◆演劇の創造と鑑賞の活動をとおして、豊かな心身の表現力と集団のなかに生きる連帯感をもつ個性的創造的人間を育てることをめざす。
◆教育活動のすべての領域に演劇教育の理念と方法を生かし、教育活動全体の活性化を図る。
◆演劇教育の実践者・研究者自身の演劇活動をさかんにし、演劇教育の指導者養成に取り組むとともに、すべての教育者・大人・学生の表現力を育てるための運動を積極的に推進する。
◆国際的な視野に立って、内外の演劇人・芸術家・教育者をはじめとする関係諸分野の個人および団体と協力・提携し、演劇教育運動を推進する。
◆演劇教育運動をとおして、平和で民主的な日本文化の創造に寄与することをめざす。
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