オンライン演劇教育ワークショップ

演教連では、演劇教育の講座をオンラインで実施することについて、その可能性を追求・研究しています。

先日、その一環として理事及び、延期になった指導者養成プログラム基本コース参加者を対象に、オンライン演劇教育ワークショップを実施いたしました。

実施日時:2020年12月
実施方法:オンライン(ZOOM)
参加者数:15名(理事・指導者養成プログラム基本コース12/講座申込者)
講師:すずきこーた((一社)日本演劇教育連盟理事)

今後、オンライン授業等学校でのICT活用が進むことも視野に入れ、演教連では研究を続けていきます。その内容は、ホームページ等で随時ご報告予定です!

今回寄せられた感想はこちら

・5行詩、とても面白かったです。いつもは学生に詩を渡して、学生にアレンジしてやってもらっています。今度学生にも詩を作らせて、グループで群読をするようにやってみようと思いました。神経衰弱、たのしかったです。色々な可能性を感じました。ありがとうございました。

・参加してよかったです。こーたさん、誘ってくださってありがとうございました。ブレイクアウトルームは、名前は聞いていたけれど、体験したのは初めてで、少人数だと話しやすいし、他のグループが見えない分、不安もあるけど集中できる気がします。また、発表の時、発表者だけが見える形も集中しやすいです。Zoomって、便利!と思いました。顔出し苦手な子ども(大人も?)も、これなら参加しやすいかもしれません。最後に話してくださった、オンラインでも対面でも大切にしていることを見失わないように、というのが、すごく大事なことだと思いました。ありがとうございました。

・電波の調子が悪くて申しわけなかったです。。。五行詞をつかって詩を作ったり、読み合わせでどのグループも個性豊かに仕上がり面白かったです。是非、自分の生徒たちともやってみようと思いました。今年はコロナでなかなか生の活動をすることが難しい一年でしたが、zoomにも可能性をすごく感じました。楽しく参加させていただきありがとうございました。

・こんなに色々なことができるのだなと気付かせていただきました。コロナ前にはネットと演劇は相性がよくないと考えていましたが、そんなことはなく自分がその可能性に目を向けていなかっただけなのだなと今は思います。黎明期の今、自分でできることをどんどん増やしていかなくてはと思います。有意義な時間でした、ありがとうございました。またこのような機会があればご案内いただければありがたく、またぜひ参加させていただきたいと思います。

・オンライン授業でネタ切れで行き詰まっておりましたが、工夫次第で画面の中でも体でも言葉でも表現ができることがわかり、いろいろできそうな気がしてきました。今日の体験を取り入れつつ、あしたからまた楽しんで授業に取り組みたいと思います。
また、いつか演劇的要素を取り入れた、新しい日本語教育教材を作りたいという野望があります。参考資料がありましたら教えていただけたら嬉しいです。
本日はどうもありがとうございました。

・とても面白かったです。現職時は、演劇手法のコミュニケーション授業や演劇部に、授業には出ない(出られない)けども、この授業だけ、部活だけには出るという生徒が少なからず存在していました。完全単位制でHRが実質存在しませんでしたので、中学校になじめない生徒が多く進学してくる高校でした。教育施策の変更で単位制高校の新設は聞かず、むしろ学年進行制に逆戻りしているのが公立高校の現状ですが、最近は、高校中退者受け入れの存在であった私立広域通信制高校に、中学から直接進学する生徒が増え、全日制高校進学率が下がるほどだと聞きます。一方、コロナ禍による緊急避難措置としてのリモート授業が、そういう傾向の生徒にマッチして積極的な授業参加が見られたという報告も少なからず目にします。リモートと演劇手法の双方を取り入れたオンラインワークショップは、HR空間にいたたまれない生徒たちに必ず有効なツールであると思いました。新たな可能性を感じた講座でした。

・お疲れさまでした。楽しいひとときでした。今回の講座の魅力は何かな、と考えた場合、一つは居心地の良さ(親密性)、予測が立たない(新規性)、ワクワクドキドキ感(ゲーム性)かなと思いました。可能性が見出せました。ありがとうございました。

・演劇と障害を持った子たちのレクリエーションの融合を目標に活動しております。今回はこのような充実したセミナーに参加させていただきありがとうございました☺今後ともよろしくおねがいいたします_(._.)_

・5行詩、はじめて知りました。詩なんて書くの無理~と思っていましたが、意外と詩っぽいものを自分でも書けるんだなあとうれしくなりました。あと、ほかの人とやるってどういうことだろうと思っていたのですが、それはまた不思議な化学反応でやっても、また見ても面白かったので…奥が深いなあと思いました。来年は、もっともっと演劇的なワークショップについて参加して、実践面も、そして、その根本を支えている理論的な部分もきちんと学びたいと思っています!もし、そういう機会があればぜひ教えていただければありがたいです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

・遅刻して参加してすみませんでした。とても楽しい講座でオンラインでの講座を可能性の広がりを予感でできました。ただGoogleドキュメントを使ったしりとりの操作が難しかったので、受講者がつてくるのをしっかり確認することも必要だと思いました。「見えている神経衰弱」は二人の関係性を表現するのが難しかったです。私たちは先生と生徒で先生が大笑いしている場面をやりましたが、もっと典型的で単純な場面のほうが当てる立場になると良かったのかなと思いました。まったく当たらない状況が続くのは受講者としては辛いのでファシリテーターは単純な分かりやすい関係で表現するようにとアドバイスしても良いのではないかと思いました。事前の準備は大変だと思いますがブレイクルームを使えることはオンライン講座の利点だった思います。「五行詩」のなどは秘匿性が高まり対面で実施するのとは違った相談のしやすを感じました。

・今日はとても楽しかったです。そしてたくさん学びました。初めてお会いした人もいましたが、オンラインという環境の中でも仲良くなれたこと、そして一緒に楽しめたこと、これは講座を企画される中でこーたさんが大切にされていたことだったのかなと思いました。zoomでの可能性も感じました。五行詩は早速子どもたちとやってみたいと思いました。最近規制される事が多く、その中でマイナス思考の大人と子どもに出会うことが多く、少々滅入っていました。今日は忘れていたものを思い出させていただいたようにも思います。しりとりも久しぶりにやった感じで楽しかったです。準備が大変だったと思いますが、私の周りの少々後ろ向きになってしまっている大人の人たちを誘いたいと思いますので、次回の企画もお願いします。今日はありがとうございました。