事務所スタッフ~つれづれ

【2025年10月16日】

春に演教連のブックレット、「群読」を紹介した後、更新せぬまま、秋になってしまいました。色々書きたいことはあるのですが、演教連以外の雑務に追われていました。

書きたいことの一つに、「言葉を話すこと」の慣れがあります。

個人的な経験ですが、アメリカで発音矯正を教わる機会がありました。私は、他の生徒さんより成長が遅く、なぜかなぁ?と思っていました。私は、無口な方で、成長が著しいMさんは、母国語でもおしゃべりな方でした。それに気づき、私は日本語の活舌をよくするべく、顔をほぐしたり、演劇部が練習してそうな口を大きく変化させる「あえいうえおあお」や、早口言葉をくっきりはっきり発音する練習をしてみました。

そうすると、口が動きやすくなって、英語の発音もしやすくなってきたんですね。もちろん、英語特有の口の動きや舌の位置には練習が必要でしたが、日本語の練習をすると、英語も話しやすくなっていたんです。

で、群読のブックレットに戻ります。ご家庭でたくさんしゃべる機会がある生徒さんと、そうでもない生徒さんでは、話しやすさの慣れが違うように思います。慣れている生徒さんに引っ張ってもらって、楽しく言葉を出す練習ができるのも、群読の隠れた良さのように思ったのです。

家族間でもスマホやタブレットでそれぞれ動画を見て、話すことが少なくなってしまったように思います。学校で、話す練習や、言葉を使い、感情を言葉で伝える経験が増えたら良いなと、南大塚の事務所で願っています。

 

 

【2025年3月6日】

はじめまして。演劇教育連盟(演教連)の事務所スタッフ、木村です。演教連の活動をスタッフ目線で紹介するページを作ることになりました。演教連と私の関りは、大学生の時の全劇研の受付バイトからです。当時の時給500円ぐらい。一般企業へ就職し、離職し、しばらく海外で暮らし、日本に戻り、ご縁あって再びバイトしています。

演劇とも教育とも関係ない世界で生活していたので、演教連の活動も出版物も新鮮に感じています。

そのなかでも、教室で使える実践的なアイディアのまとめ小冊子が、良いなと思っています。

私がバイトをしていたバブルの時代、当時は朗読の講座が人気でした。俳優になるための朗読ではなく、生徒への朗読、生徒の朗読を指導するための朗読講座でした。

その朗読講座や教室で実践して反応が良かったものをまとめた、アイディアをまとめたブックレット(約30ページの小冊子)が6シリーズです。

  • 演劇教育ブックレット1

子どもの朗読と群読
ー表現力とコミュニケーション能力を育てるためのー 刀禰佳夫

  • 演劇教育ブックレット2

やってみよう 劇あそび
ーお話の世界で遊ぶー 佐藤英子+平井まどか

  • 演劇教育ブックレット3

身体表現のウォーミング・アップ
第一部 基本コース
第二部 実践講座の記録 正 嘉昭

  • 演劇教育ブックレット4

演劇教育はじめの一歩
劇あそび 平井まどか
学級に活かす表現活動 福田三津夫

  • 演劇教育ブックレット5

演劇教育指導者養成集中セミナー
ことばから『わたし』の表現へ 神尾 タマ子

  • 演劇教育ブックレット6

演劇教育教育連盟認定 ドラマ・ティーチャー(演劇教育指導者)演劇教育指導者養成
新・プログラム2014 基本コース 連続セミナーの記録

このブックレットにあるような授業あったら、ホント良いなと思います。1冊500円+送料です。

近々、購入専用フォームも作る予定ですが、メールにてお知らせ頂ければ、お送り致します。お問い合わせ下さい。

メール:enkyoren@cronos.ocn.ne.jp